塩ビは耐食性、加工性、コストにおいてバランスが取れた代表的な熱可塑性プラスチックです。
酸、アルカリ、塩類、油脂などに対して安定した性質を有し、機械的強度にも優れているため、各種科学装置にも安定して使用できます。
このページでは塩ビの加工方法や当社での加工事例、材質の特徴や用途についてご紹介します。
塩ビは耐食性、加工性、コストにおいてバランスが取れた代表的な熱可塑性プラスチックです。
酸、アルカリ、塩類、油脂などに対して安定した性質を有し、機械的強度にも優れているため、各種科学装置にも安定して使用できます。
このページでは塩ビの加工方法や当社での加工事例、材質の特徴や用途についてご紹介します。
1.塩ビとは?
2.塩ビの長所、短所、用途
3.塩ビの種類
4.塩ビの加工方法
5.切削加工(マシニング加工)の手順
6.加工範囲
7.プラスチック加工に関するご相談・お問合せ【単品から量産まで】
8.塩ビ板・丸棒の規格サイズ
プラポートでは工作機械を使用した切削加工で塩ビの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。
金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。
塩ビの各種加工には、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。
マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。
旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。
弊社の加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
▶マシニング加工
▶ルーター加工
▶旋盤加工
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
▶ 材料の規格サイズ表はこちら
板厚 | 幅×長さ (単位:mm) | |
t1、t1.5 | 1000×2000 | |
t2 ~ t20 | 1000×2000、1212×2424 | |
t25 | 1000×1000、1000×2000、1212×2424 | |
t30 ~ t110 | 500×1000、1000×1000、1000×2000 |
◆主な取扱いメーカー タキロンシーアイ(ET1980(押出) / T938(プレス) )、三菱ケミカル(ヒシプレート)
板厚 | 幅×長さ (単位:mm) | |
t0.8 | 910×1820 | |
t1、t1.5、t2、t4 | 910×1820、1000×2000 | |
t3、t5 | 910×1820、1000×2000、1212×2424 | |
t6、t8、t10、t15 | 1000×2000、1212×2424 | |
t20 | 1000×1000、1000×2000、1212×2424 | |
t25 | 1000×1000、1000×2000 | |
t30、t40 | 500×1000、1000×1000、1000×2000 |
◆主な取扱いメーカー タキロンシーアイ(ESS8800A(押出) / RTS110PE(連続プレス))、三菱ケミカル(ヒシプレート)
塩ビ板グレー、塩ビ板透明以外の規格表はこちら > カットプラドットコム(外部リンク)