PEEKは半導体、食品、医療、航空産業分野で活躍するスーパーエンプラです。
耐熱性に優れ(250℃)、寸法安定性、絶縁性、剛性、強度をバランス良く兼ね備えています。
このページではPEEKというプラスチックの加工方法や当社での加工事例、PEEKの特徴や用途についてご紹介します。
プラポートでは工作機械を使用した切削加工でPEEKの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。
金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。
PEEKの切削加工では、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。
マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。
旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。
弊社の加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
▶マシニング加工
▶ルーター加工
▶旋盤加工
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
▶ 材料の規格サイズ表はこちら
板厚 | 幅×長さ (単位:mm) | |
1mm | 610×1220 | |
2mm、3mm | 500×1000 | |
5mm、6mm、8mm、10mm、12mm、16mm、20mm、25mm | 500×1000、620×1000 | |
30mm、40mm、50mm | 620×1000 | |
60mm | 受注生産品 |
PEEK丸棒の規格表はこちら > カットプラドットコム(外部リンク)