ポリプロピレン(PP)は安価で耐薬品性に優れる汎用プラスチックです。似ている樹脂にポリエチレン(PE)が挙げられますが、PPはPEより比重が軽く、強度に優れ、融点が高いという特徴があります。
主に自動車部品、家電部品、日用品、その他工業用途に幅広く使用されています。
このページではポリプロピレン(PP)の加工方法や当社での加工事例、材質の特徴や用途についてご紹介します。
プラポートでは工作機械を使用した切削加工でポリプロピレンの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。
金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。
ポリプロピレンの各種加工では、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。
マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。
旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。
弊社の加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
▶マシニング加工
▶ルーター加工
▶旋盤加工
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
▶ 材料の規格サイズ表はこちら