ベークライト 加工

ベークライトは電気的特性に優れ電気絶縁材料として最もスタンダードな積層板です。
機械的強度、電気絶縁性や耐熱性の特性を活かし、電気部品、半導体、建材など様々な分野で利用されています。

加工事例

ベークライト
30x25x8
マシニング加工

ベークライト
155x94x6t
マシニング加工

ベークライト
221x155x5
マシニング加工

ベークライト
51.4×38.3×7.6
マシニング加工

ベークライト
186x61x15t
マシニング加工

ベークライト
20.3x18.2x12.6
マシニング加工

ベークライト
φ192×12
マシニング加工

ベークライトの加工方法

プラポートでは工作機械を使用した切削加工でベークライトの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。
金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。

ベークライトの切削加工では、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。

マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。

旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。

*動画内で使用している材料はMCナイロンです

加工手順(マシニング加工)

一例として、右の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。

1.プログラムの用意

加工する製品の図面を基にNCデータを用意します。
この時点で加工に使用する工具、工具の動く方向、速度、回転数などの加工条件を設定します。

2.材料の用意

この製品は5mmの素材厚を使用しますので、板厚5mmのベークライト板材を用意します。
加工代を考慮して少し大きめの幅・長さ(160×226程度)にカットしたものが材料となります。

3.マシニング加工

材料をマシニングセンタにセットし、NCデータ通りに切削加工を行います。
マシニングセンタには「ATC」と呼ばれる自動工具交換装置が付いているので、設定したNCデータに応じて工具を自動で交換します。

4.仕上げ・検査

加工後はバリを排除したり、面取り指示がある場合はそれに応じた仕上げを行います。
最後に寸法、穴径などが正しく加工できているか検査を行います。

加工範囲

材料が用意できるサイズであれば加工が可能です。
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
▶ 材料の規格サイズ表はこちら

※形状、サイズによっては対応できかねる場合がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。

ベークライトとは

紙ベークライトとはエンジニアリングプラスチックの一つで、紙を基材としたフェノール樹脂素材です。フェノール樹脂は機械的強度、電気絶縁性、耐酸性、耐水性、耐熱性(120℃)に優れます。耐アルカリ性は劣ります。原料のフェノール樹脂を紙に塗布して、熱によって硬化させたベークライトを 紙ベークライトと言います。
また同じようにフェノール樹脂を布に塗布して、熱によって硬化させたベークライトを布ベークライトと言います。

布と紙を比べると紙より布は高価になります。世界で初めて植物以外の原料により人工的に合成されたプラスチックです。

紙ベークライトは電気絶縁に優れ、布ベークライトは耐衝撃性が優れます。但し、ベークライトは紙や布を基材にしている為、吸水しやすいので注意が必要です。

長所、短所、用途

【長所】
機械的強度、電気絶縁性、耐熱性に優れる

【短所】
耐アルカリ性には弱い

【用途】
耐酸器具、電気絶縁材料、機械部品、塗料、食器

プラスチック加工なら株式会社プラポート

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ベークライト板の規格サイズ

ベークライト板 規格サイズ表
板厚 幅×長さ (単位:mm) 該当種類
t1、t1.5、t2 1020×1020 ・紙ベークライト ナチュラル色
・紙ベークライト 黒色
・布ベークライト ナチュラル色
t3 ~ t50 1020×1020、1020×2040

ベークライト丸棒の規格表はこちら > カットプラドットコム(外部リンク)