ポリプロピレンの
切削加工手順
(マシニング加工)
一例として、左の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。
ポリプロピレン φ152 x 81 マシニング加工
ポリプロピレン(PP)は安価で耐薬品性に優れる汎用プラスチックです。似ている樹脂にポリエチレン(PE)が挙げられますが、PPはPEより比重が軽く、強度に優れ、融点が高いという特徴があります。主に自動車部品、家電部品、日用品、その他工業用途に幅広く使用されています。
このページではポリプロピレン(PP)の加工方法や当社での加工事例、材質の特徴や用途についてご紹介します。

ポリプロピレン (polypropylene・PP)は汎用プラスチックの一つで、プロピレンを重合させた熱可塑性樹脂です。
外見はポリエチレンに似ていますが、汎用樹脂の中では一番の耐熱性があり、ポリエチレンより硬質で引っ張り強さがある材質です。主に自動車部品、家電部品、日用品、その他工業用途に幅広く使用されています。ポリプロピレンの「ナチュラル色」は真白ではなく、乳半色に近い色になります。
自動車部品、機械ケース、パイプ、工業用ライニング、科学機器製品、食品トレーなど
プラポートでは工作機械を使用した切削加工でポリプロピレンの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。
ポリプロピレンの各種加工では、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。
マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。
旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。
動画内で使用している材料はMCナイロンです

一例として、左の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。
ポリプロピレン φ152 x 81 マシニング加工
加工する製品の図面を基にNCデータを用意します。
この時点で加工に使用する工具、工具の動く方向、速度、回転数などの加工条件を設定します。
この製品の厚みは81mmですので、それより上の板厚規格=100mmのポリプロピレンの板材(ブロック材)を用意します。
加工代を考慮して少し大きめの幅・長さ(157×157程度)にカットしたものが材料となります。
※この形状は旋盤でも加工できますが、今回はマシニング加工をご紹介します
材料をマシニングセンタにセットし、NCデータ通りに切削加工を行います。
マシニングセンタには「ATC」と呼ばれる自動工具交換装置が付いているので、設定したNCデータに応じて工具を自動で交換します。
加工後はバリを排除したり、面取り指示がある場合はそれに応じた仕上げを行います。
最後に寸法、穴径などが正しく加工できているか検査を行います。
弊社の加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
形状、サイズによっては加工対応できかねる場合がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。
株式会社プラポートは創業30年のプラスチック加工メーカーです。
幅広い樹脂の切削加工に対応しており、FA装置を始めとする様々な機械に使用される樹脂部品を、
月間1万個以上生産しています。PDF図面のお見積りは最短10分以内で回答致します。
プラスチック部品のコストダウンや金属部品の樹脂化など、
プラスチック加工のことならプラポートにご相談ください!

| 板厚 | 幅×長さ (単位:mm) |
|---|---|
| t1 ~ t8 | 1000×2000 |
| t10 ~ t40 | 500×1000、1000×1000、1000×2000 |
| t45 | 500×1000、1000×1000 |
| t50 | 500×1000、1000×1000、1000×2000 |
| t60 ~ t100 | 500×1000、1000×1000 |

| 外径 | 長さ (単位:mm) |
|---|---|
| φ10 ~ φ200 | 1000L |
polypropylene
プラポートでは、DX FACTORYの工場見学を随時受け付けています。
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