PEEKの
切削加工手順
(マシニング加工)
一例として、左の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。
PEEK 239 x 72.4 x 29.6 マシニング加工
PEEKは半導体、食品、医療、航空産業分野で活躍するスーパーエンプラです。
耐熱性に優れ(250℃)、寸法安定性、絶縁性、剛性、強度をバランス良く兼ね備えています。
このページではPEEKというプラスチックの加工方法や当社での加工事例、PEEKの特徴や用途についてご紹介します。

PEEK(ポリエーテルエーテルケトン,polyetheretherketone)樹脂は 射出成形可能な熱可塑性樹脂としては最高の耐熱性を持つ芳香族系のプラスチックです。
融点が334℃で、250℃で連続使用できるという超耐熱性を持つ「スーパーエンプラ」です。引張り特性、疲労特性、衝撃特性などにも優れ、濃硫酸、濃硝酸、飽和塩素水以外には浸食されない耐薬品性を持ちます。
自動車のエンジン部品や、高温はんだ付けに対応するパーツ類、半導体製造装置や食品加工装置の部品などに応用されています。
電気・電子部品、自動車部品、機械部品(ケミカルポンプ等)、半導体・液晶製造&検査装置部品
プラポートでは工作機械を使用した切削加工でPEEKの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。
PEEKの切削加工では、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。
マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。
旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。
動画内で使用している材料はMCナイロンです

一例として、左の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。
PEEK 239 x 72.4 x 29.6 マシニング加工
加工する製品の図面を基にNCデータを用意します。
この時点で加工に使用する工具、工具の動く方向、速度、回転数などの加工条件を設定します。
この製品は最も厚みのある箇所で29.6mmありますので、板厚30mmのPEEKの板材(ブロック材)を用意します。
加工代を考慮して少し大きめの幅・長さ(77×244程度)にカットしたものが材料となります。
材料をマシニングセンタにセットし、NCデータ通りに切削加工を行います。
マシニングセンタには「ATC」と呼ばれる自動工具交換装置が付いているので、設定したNCデータに応じて工具を自動で交換します。
加工後はバリを排除したり、面取り指示がある場合はそれに応じた仕上げを行います。
最後に寸法、穴径などが正しく加工できているか検査を行います。
弊社の切削加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。
形状、サイズによっては加工対応できかねる場合がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。
株式会社プラポートは創業30年のプラスチック加工メーカーです。
幅広い樹脂の切削加工に対応しており、FA装置を始めとする様々な機械に使用される樹脂部品を、
月間1万個以上生産しています。PDF図面のお見積りは最短10分以内で回答致します。
プラスチック部品のコストダウンや金属部品の樹脂化など、
プラスチック加工のことならプラポートにご相談ください!

| 板厚 | 幅×長さ (単位:mm) |
|---|---|
| t1 | 610×1220 |
| t2、t3 | 500×1000、610×1220 |
| t5、t6、t8、t10、t12、t16、t20、t25、t30、t40 | 500×1000、620×1000 |
| t50、t60 | 620×1000 |

PEEK丸棒の規格表はこちら
プラポートでは、DX FACTORYの工場見学を随時受け付けています。
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