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対応素材

materials

アクリル

ガラスを凌ぐ透明度を持つ汎用プラスチック

アクリルは透明度が高く、耐候性や耐水性にも優れています。

また切断、穴あけ、曲げなど加工の自由度が高いため、水族館の窓をはじめ、コンビニエンスストアなどの看板や自動車のテールランプ、携帯電話の表示窓、液晶ディスプレイ(LCD)用バックライトの導光板など様々な用途に使用されています。

このページではアクリルの加工方法や当社での加工事例、材質の特徴や用途についてご紹介します。

アクリルとは

アクリル樹脂汎用プラスチックの一つで一般的にアクリル、メタクリル樹脂と呼ばれています。アクリルの特徴は透明度の高さです。その透明性は樹脂の中でもっとも優れており、無機ガラスをも凌ぎます。
また、耐候性が良く太陽にあたっても黄色くなったりボロボロになったりしません。
アクリルには製造方法が異なる「押出品」と「キャスト品」の2種類があり、「キャスト品」の方が透明度が高く、価格も押出品よりも高価になります。

アクリルは切断、穴あけ、曲げなど加工の自由度の高い素材なので水族館の透明な窓をはじめ、コンビニエンスストアなどの看板や自動車のテールランプ、携帯電話の表示窓、液晶ディスプレイ(LCD)用バックライトの導光板などさまざまな用途に使用されています。

アクリルの
長所、短所、用途

長所
  • ガラスを凌ぐ透明度
    (ガラス:92% アクリル:93%)
  • 耐候性、耐久性、良好な光学特性
  • 良好な電気特性
  • 容易な成形
短所
  • 可燃性で燃えやすい
  • 摩擦に弱い
  • 割れやすい
  • 一部の有機溶剤ではクラックの発生あり
用途

レンズ、計器の窓、風防硝子、医療用品、美術品、看板、照明用、ディスプレー、広告、装飾、雑貨、ガラスの代替品など

アクリルの種類

 

呼称 材料形状
通常グレード 透明 板、丸棒、パイプ
通常グレード(スモーク板) ブラウンスモーク、ブルースモーク(グレースモーク)
通常グレード(カラー板) 白、黒、乳半、赤、青、黄、赤半透明、青半透明 
ほか各色
通常グレード(マット材) 片面マット、両面マット(透明、黒色、白色 ほか)
制電グレード 透明、ブラウンスモーク
  • アクリル透明

  • 制電アクリル透明

  • アクリル白

  • アクリル黒

  • アクリルブラウンスモーク

  • アクリル乳半

  • アクリル透明

アクリルの加工方法

プラポートでは工作機械を使用した切削加工でアクリルの各種部品を受注製作しています。
切削加工とは、ドリルやエンドミルなどの工具を使用して表面を削ったり、穴をあけたりして必要なサイズ、形状に成形する加工方法です。金型が必要ないため、低コストで1個から精密部品を製作することができます。

アクリルの各種加工には、板・丸棒の形状に成形された材料を使用します。

マシニング加工では主に板・ブロックを材料としています。
材料を固定し、工具を動かして表面を削ったり穴をあけたりすることで精密部品を製作します。

旋盤加工では主に丸棒の材料を使用します。
回転させた材料に工具を当てることで形を削っていきます。

動画内で使用している材料はMCナイロンです

アクリルの切削加工手順
(マシニング加工)

一例として、左の加工品を製作する場合の手順をご紹介します。

アクリル 78.4 x 53 x 12.6 マシニング加工+ミガキ仕上げ

  1. プログラムの用意

    加工する製品の図面を基にNCデータを用意します。
    この時点で加工に使用する工具、工具の動く方向、速度、回転数などの加工条件を設定します。

  2. 材料の用意

    この製品の厚みは12.6mmですので板厚15mmのアクリル板材を用意します。
    加工代を考慮して少し大きめの幅・長さ(58×82程度)にカットしたものが材料となります。

  3. マシニング加工

    材料をマシニングセンタにセットし、NCデータ通りに切削加工を行います。
    マシニングセンタには「ATC」と呼ばれる自動工具交換装置が付いているので、設定したNCデータに応じて工具を自動で交換します。

  4. 仕上げ・検査

    透明樹脂の加工後、加工面は白く曇り不透明になります。見た目を気にする必要が無い部品であればそのまま使用できますが、見た目を気にされる場合は透明仕上げ(ミガキ仕上げ)で表面を透明にすることができます(弊社内加工ではミガキ仕上げは行っておりません)。
    最後に寸法、穴径などが正しく加工できているか、表面にキズがないか検査を行います。

アクリルの加工事例

  • アクリル 78.4x53x12.6
    マシニング加工+ミガキ仕上げ

  • アクリル 270x54x5t
    マシニング加工

  • アクリル 92x80x60
    マシニング加工+ミガキ仕上げ

アクリルの加工範囲

弊社の切削加工機械の加工範囲と注意事項は加工方法の各ページからご覧になれます。
最大の材料サイズは厚みによって異なりますので、規格サイズ表をご参考ください。

形状、サイズによっては加工対応できかねる場合がございます。まずはお気軽にお問い合わせください。

アクリル加工なら
株式会社プラポート

株式会社プラポートは創業30年のプラスチック加工メーカーです。
幅広い樹脂の切削加工に対応しており、FA装置を始めとする様々な機械に使用される樹脂部品を、
月間1万個以上生産しています。PDF図面のお見積りは最短10分以内で回答致します。
アクリル加工だけでなく、プラスチック部品のコストダウンや金属部品の樹脂化など、
プラスチック加工のことならプラポートにご相談ください!

アクリル板・丸棒の規格サイズ

【板】 (押出品)アクリル
通常グレード 規格サイズ

板厚 幅×長さ (単位:mm)
t1、t1.5 1000×2000
t2 ~ t10 1100×1300、915×1830、1000×2000
t13、t15、t20 1000×2000

【板】 (キャスト品)アクリル
通常グレード 透明 規格サイズ

板厚 幅×長さ (単位:mm)
t2、t3、t4、t5、t6 670×1460
910×1820
910×1820、1000×2000
910×1820、1000×2000、1212×2424
t8、t10
t13、t15
t18、t20
t25、t30 1000×2000、1212×2424
t40、t50 1000×1000、1000×2000、1212×2424

キャストアクリルは使用するメーカーや厚みによってサイズが異なります。
上記表は一般的なサイズで表記しています。
例: t3~t6の場合 1000×2000 → 1060×2060

アクリル透明板 以外の規格表はこちら

工場見学・お見積もりの
ご相談

プラポートでは、DX FACTORYの工場見学を随時受け付けています。
実際の現場で、自動化やDXの仕組み、ものづくりの裏側をご覧いただけます。

また、樹脂加工や試作・量産に関する無料お見積もりのご依頼も承っております。
「この素材で加工できるか」「納期はどのくらいか」など、
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